◇経営理念
仕事を通して社会貢献を常に意識し、従業員さんの笑顔がある職場づくり・お客様に喜んでいただける物づくりを探求していきます。
◇社長挨拶
昭和35年、先々代による丹菱株式会社の創業以来、時代のニーズに合わせた織物生地を製造してまいりました。 山と海の美しい自然に囲まれ、天橋立が一望できるこの地で仕事をさせていただくことに感謝しつつ、「為せば成る、なさねばならぬ何事も」を座右の銘とし行動と挑戦を続けております。
変わりゆく時代や世の中の生活スタイルを「変化こそチャンス」ととらえ、お客様に「今」求められる商品をお届けしたい。それが私どもの思いです。
◇ 丹菱の歴史
古くは船問屋として、与謝野町にて商いを行っていたことが蔵に残された資料から分かっています。その当時から受け継がれている「丸丹」の屋号で、繊維関係の工場である「糸信工場」へと業態を変更。戦中、一度は織機を全て国へ回収されるも(金属類回収令)、戦後事業を再開しました。
昭和35年、祖父である糸井宣樹が「丹菱(たんりょう)株式会社」を設立。丹後ちりめんの製造元として今日に至ります。「丹菱」の名前の由来は、化学繊維メーカー大手の三菱アセテート(現三菱ケミカル)の指定工場となり、化学繊維を使った丹後ちりめんを作り始めたことにあります。江戸時代から製造されている丹後ちりめんですが、それまでは主に着物の反物としてシルクを使ったものでした。この頃から、洋服の生地としても使える、安価で洗濯もできるポリエステル製の丹後ちりめんが作られるようになりました。
このような時代背景もあり、弊社では着物の反物はもちろん、洋服生地や、風呂敷、袱紗などの小物用としての生地を多く生産してまいりました。「八千代」「サマーちりめん」をはじめとするオリジナルの織物も開発しており、ご要望に応じた織物を作れる高い技術が当社の誇りです。その技術力を生かして、これまでの「丹後ちりめん」にはなかった新たなニーズを探求し、全く新しい丹後ちりめん製品を作り出そうと、さまざまな取り組みを行っております。
社名 | 丹菱株式会社(タンリョウカブシキガイシャ) |
会社設立 | 昭和35年3月21日 |
資本金 | 1千万円 |
従業員数 | 7人(2020年8月) |
事業内容 | 京都丹後ちりめんの製造 丹後ちりめんを使用した洋服 マスクなどの製品の販売 |
主な製造品種 | ポリエステルちりめん(広幅服地) レーヨンちりめん(和装小物・風呂敷・袱紗) 八千代(襖用)山崎内装工業㈱様HP |
主な設備 | レピア織機6台 シャットル織機8台 糊付け機2台 真空セット機1台 MURATA撚糸機1台 合撚糸機1台 アップツイスター撚糸機4台 八丁撚糸機1台 |
営業時間 | 9時~17時 |
お問い合わせ | MAIL : tanryo@flute.ocn.ne.jp TEL : 0772-46-3365 |
丹後ちりめんを使用して、着物生地以外にも様々な商品を製造・販売しております。
OEM生産も承っておりますので、お問い合わせフォームよりご相談ください。